プレスリリース

浅生鴨雑文集『脳天にスリッパ』『ハリセンいっぽん』発売

浅生鴨 著・編・装画・挿画 雑文集2冊同時刊行

伴走者』『ぼくらは嘘でつながっている。』の浅生鴨が、さまざまな媒体に寄稿したエッセイ、コラム、評論、書評などと、noteに書いた日記、SNSで発信した言葉、映画評、詩、イラストなどを集めてまとめた、何でもありの雑文集 第3弾と第4弾を2点同時刊行します。
前作『雑文御免』『うっかり失敬』は、もともと文学フリマ東京で頒布する私家本であったのが、各地の書店で広く紹介され、重版を重ねることとなりました。 今回は2019年以降に発表した文章を中心に、NHK職員時代に書いた投稿や、編集を手掛けた幡野広志さんの著書『ラブレター』の制作舞台裏を記録した「ラブレター制作日誌」も収録 2020年以降断続的に書いたnoteでの日記は、大きく変化したここ数年を浅生鴨の視点で振り返る内容となっています。
もちろん、投稿3日で消えるお馴染みのデタラメツイートもたっぷりお楽しみいただけます。
全国の書店、Amazon, 楽天ブックスなどECサイト、ネコノスのオンラインショップにてぜひ。

脳天にスリッパ 

間に合わないのである/猫々しいツイート/時代にくさびを打ち込むために/おじさんがじゃまをする/クレタラ節/百キロハイク(書き下ろし小説)/松永久秀/僕の中の十四歳/どうしようかなあと頭を抱えている/華麗なる餃子/子供のころの感覚を/同じ側で/ひどすぎて笑っている/かつてあったFacebook/家族としての犬猫の姿/違いのわかる男が選ぶのだ/飲酒伺い書/あのときの東京の暗さ/おもしろ書店のおもしろ選書/詠める/選手が見る風景を僕は。/脳天にスリッパ ほか全118篇収録

ハリセンいっぽん
 
間に合うのだろうか/チョイ住み/とかくタクシーの話題になると/私だけのスイッチ愛/もっとマシな嘘を/雄と雌のツイート/アップトゥデート/たくさんの小さなものを/一つずつしか/ノーパワーノーポイント/きっと僕は戻れない/ひーとなる/新刊と新番組/明日はトゥモロー/お姉さんの目論見/猫に置き換える/ラブレター制作日誌/やる気スイッチ/僕たちは綻びを抱えたまま/ヤツら、ただものじゃない/最後の仕事/『街の上で』を観てきた/ことばの外/『SF作家オモロ大放談』/ハリセンいっぽん ほか全117篇収録